整形外科河村医院|大阪市港区朝潮橋・弁天町の整形外科・スポーツ整形外科

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変形性肘関節症

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目次

変形性肘関節症とは

変形性肘関節症は、運動や労働などにより肘の中の軟骨がすり減り、次第に骨が変形する疾患です。
初期は肘に負担がかかると痛みがありますが、進行すると骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨の棘があらわれ、肘の動きが悪くなり、日常生活の動作でも痛みを感じるようになります。

 

時には関節の軟骨が剥がれ落ち、遊離体となって関節の中で引っかかったりします。
さらに変形が高度になると、安静時にも痛みが生じるようになります。
また、肘を走行する神経が圧迫され、手のしびれや脱力感が生じることもあります。

変形性肘関節症の原因

長期に渡って肘に負担がかかり続けることで、関節の軟骨が擦り減り、骨が変形します。
野球で肘関節を痛めたことがあったり、柔道などで肘を捻挫したりしたことがあったりするなど、スポーツの障害のあとに起こる場合もあります。また骨折の治療後に変形してくることもあります。

変形性肘関節症の症状

はじめは安静にしていると痛みは少なく、運動や作業など肘の曲げ伸ばしで関節に負荷がかかったときだけに痛みを感じます。
変形が進行すると服の着替え、食事などの日常動作でも痛みを感じるようになります。

 

変形が進行して神経の圧迫が起こると、手のしびれや手の筋力低下がおこります。
障害が起こりやすい神経は尺骨神経(しゃっこつしんけい)で、この神経が圧迫を受けると手の小指側がしびれてきます。
症状が進行すると手の間の筋肉が痩せてきて物をつまむ力が低下します。これを肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)と言います。

変形性肘関節症の診断・検査

まず「職業歴」「スポーツ歴」を確認し、「痛みの状態」「可動域」を確認していきます。
さらに詳しく診断するために画像検査を行います。レントゲン検査(X線検査)では、関節の状態、骨棘や遊離体の有無などを見ていきます。
必要に応じてCT検査やMRI検査を行い、関節の状態をさらに詳しく検査します。

変形性肘関節症の治療

変形性肘関節症の治療は、痛みが強く、動きに制限があっても保存的療法が基本となります。
ただし、神経に障害が起こると症状によっては手術治療が必要になります。

薬物療法

痛みに対し湿布などの外用薬や消炎鎮痛剤を服用し痛みと炎症の軽減を図ります。

理学療法

温熱療法、超音波治療などを行い、肘関節部の除痛と消炎をはかります。
可動域を維持するための訓練や、進行予防のための筋力訓練などもあわせて行います。
神経の圧迫によるしびれが出現した場合には低周波などの治療も追加して行います。

手術治療

症状に応じて手術治療を行う場合があります。
骨棘や遊離体が痛みの原因になっている場合には、関節鏡で骨棘の切除や遊離体の除去を行います。また神経の圧迫により手のしびれや筋力低下が生じた場合は、神経剥離や神経移行術などを行います。

 

いずれの場合も肘の変形は戻らないので手術後も変形は残存したままです。
骨や軟骨の破壊が著しく、どうしても痛みを取りたい場合には、膝などと同じように人工の関節で置き換える手術を行うこともあります。

当院の特徴

01

スポーツ整形外科や膝、
肩を中心とした豊富な手術実績

2015~2019年で1,000件以上の手術を実施!
専門性の高い関節鏡視下手術にも対応

当院では、膝関節および肩関節の専門医が在籍し、過去5年間でスポーツ整形外科や膝、肩の手術を1,000例以上実施しています。さらに、専門性の高い鏡視下手術にも対応し、膝の鏡視下手術では、民間医療機関では数少ないJOSKAS(日本膝関節鏡)の関節鏡技術認定者が在籍しています。

02

医療×介護の連携!

当院で一貫して対応!
早期の日常生活への復帰をサポート

当院では、周辺地域にお住まいの方の心身ともに健やかで充実した生活を送っていただくべく、医療のみではなく介護によるサポートも提供しています。併設するヘルスケアブランド「すまいる」と連携することによって、医療と介護の複合的な支援の提供が可能です。

03

医療設備の充実で
高度な検査・治療・リバビリに対応

MRIや体外衝撃波治療器、パワープレート、
その他様々なリハビリ機器を導入

当院では、MRIやデジタルX線装置、超音波診断装置などの医療機器を備え、高度な検査・治療に対応可能です。さらに、体外衝撃波治療装置やその他のリハビリテーション機器、パワープレートなどのマシンを設置したトレーニング施設も充実しており、患者様一人一人に適したリハビリテーションが行える環境を整えております。

04

スポーツに精通した
医師・スタッフが在籍

競技特性に応じた
治療・手術、リハビリを実施

当院では、スポーツ医学を専門とする医師が複数名在籍し、スポーツによる障害の診断や手術、リハビリテーションまで積極的に取り組んでいます。また、理学療法士やスポーツトレーナーを含むリハビリスタッフが、競技特性に応じた治療やリハビリを行い、早期のスポーツ復帰を支援します。

05

大学病院に匹敵!
約20名の理学療法士が在籍

日常生活やスポーツへの
早期復帰を専門スタッフがサポート

理学療法士とは、ケガや病気で身体に障害のある人に対し、「立つ」「歩く」などの基本的な動作の維持・回復を目指し、「運動療法」や「物理療法」を用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門家です。当院では、約20名の理学療法士が在籍しており、高い精度の検査や治療が可能です。

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サイト監修者について

整形外科河村医院 院長

河村 禎人

スポーツ整形外科や膝関節の治療を専門として努め、一般整形外科以外にも関節の変形による痛みに対してのリハビリなど手術によらない治療にも取り組んできました。
また、前十字靭帯断裂や半月板損傷などの膝関節鏡手術を中心として、スポーツ外傷、障害の手術やリハビリに取り組んでいます。